ダンプ大橋プロの選んだ牌
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東4局南家、5巡目の手牌になります。
カン3筒が入り涎が出るほどの好形になっていますが、
雀頭を固定しようにもドラは生憎の六萬。
この局の分岐点になりそうな手牌です。
234の三色を狙うのか、ドラターツを生かすのか・・・
今回は打2索とさせていただきます。
一見三色が消えてしまいますが、マンズのターツが23となっているので、
三色を作るには四萬、3索の両方が必要となっています。
しかも、安目の一をツモってしまった日には、
全てが壊れる役なしテンパイになってしまう可能性もあります。
そこで打2索です。
ダイレクトで5索を引いたならドラを切っての即リーで満貫確定。
もし3索をツモって裏目になってしまっても、
マンズのドラターツを固定すれば、ピンフドラ2でリーチをかけて満貫に。
一、四萬ツモなら打六萬のテンパイ取り、打七萬のテンパイ取らずと
状況に合った打牌選択を行う事ができます。
一撃の破壊力は三色に及ばないまでも、
現在の点数状況からしたらもっともバランスの良い1打ではないかと思います。
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瀬戸熊 直樹プロの選んだ牌
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六切り。
ドラですが、ここで見切ります。
3索引きなら、打6索リーチ、四萬引きなら、打6索で状況次第でリーチかダマテン。
但し3索の残り枚数次第では、打2索。
一萬引きは、基本的に打2索のダマテンとします。
打七萬、打6索と他にも候補がありますが、
東場の子方でトップ目が親番ということも踏まえて、
この形のイーシャンテンを取ります。
気持ち的には、かわし手とは思わず、勝負手と見ています。
よって、一切鳴きません。
また、ツモ5索も先行なら、リーチとします。
一つ注意する点としては、ツモ四萬の打6索リーチは、
相手に一点で読まれる可能性があるので、ツモれる感触がなければ、
カラ切りできる牌が来てからリーチする方がいいかもしれません。
あと、ツモ一萬での打6索リーチだけは、NGとします。
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