ダンプ大橋プロの選んだ牌
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東3局親番の配牌となります。
赤アリルールなので、点数差はまだあってないようなものですね。
配牌ドラ3のチャンス手ですが、対子が4つ。
シュンツを作るのか対子を作るのかタンヤオを作るのか、
配牌から思わず長考を入れたくなってしまいそうです。
今回は打9索とさせていただきます。
打牌候補はマンズ以外の全ての牌といってもいいぐらいなんですが、
それぞれにメリットデメリットがあります。
優劣は付け難いのですが、打9索としました。
この9索の一番のメリットは、
躊躇せずにドラの3索と8筒のポンを入れられる点ではないかと思います。
親番はアガる事が第一ですが、流局時にちゃんとテンパイを果たし、
親権を維持する事も大切です。
なので、仕掛けやすいタンヤオを目指すした方が手牌を柔軟に構えられるんじゃないでしょうか。
ちなみにこの9索切り。
先に1索をツモってしまうと一気に頼りない形になってしまいます。
二三四123379(45赤588)
タンヤオは消え、カンチャンが残っているので平和も確定せず、
挙句一番手広い打牌がドラ切りという微妙な1シャンテンです。
配牌の期待感が一気に失せてしまうので、
1索だけはツモらないように祈りながらこの局を進めて下さいね(笑)
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プロの選んだ牌
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今回何切るを担当致します、中部本部所属の山田優駿です。
よろしくお願いします。
東3局原点で親でこの配牌。パッと見て3索!と思いましたが、
ドラが3索とは・・意地悪ですね~(笑)
まず、序盤で4トイツあり、七対子の2シャンテン維持で
とりあえず対子になっている牌以外の選択をするという発想がありますが、
今回はニ三四のシュンツが完成していて、
その他の4ターツも形が明確である事から、シュンツ手狙いでいきます。
というわけでシュンツ手狙いで手広く構える3索か5筒の選択になるのですが、
第一候補は3索になります。
理由は最終的な待ちとして1-4索か3-6筒を選択できるなら
端にかかっている1-4索にしたいからです。
(手厚く構えたターツは暗刻になってくれるかもしれませんからね)
ですが、今回はドラが3索の為、「とりあえず」第2候補の5筒切りとします。
おっと選択肢に赤5筒が・・赤いほうは手牌の中で使わせていただきます(笑)
この「とりあえず」というのがポイントで、
例えば打5筒とし次に3-6筒を引けば打3索とします。
もう1枚の3索と赤5筒を使い切りリーチを打てば最低でもリーチドラ2の7700、
打点的にも十分ですから、ここは出来る限りロスなく最速テンパイ、先制リーチといきたいですね!
ちなみに、タンヤオ狙い!と打9索も面白いですが、
1索や8索引きでタンヤオが即否定されてしまいますから選択しませんでした。
索子の233が334などタンヤオ確定のターツであれば
打9索として内に寄せていくような打ち方も素敵ですね!
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